エマージェンシーキットを自作してみよう!

その他

こんにちは、カケルです。登山は楽しい活動ですが、基本的には全て自己責任です。そんな登山では、何かあった時のためにエマージェンシーキットを用意しておくことが大切です!万が一事故が起こってしまった場合でも、できる限りの処置を実施し、救助を待てるようになっておけば非常に自信が持てますし、備えがあれば安心できます。市販品を購入しても構いませんが、今回は最低限のエマージェンシーキットを自作してみました。

初心者の方のギアを揃える際の参考や、既に準備している方の見直しのきっかけになれば幸いです。

必要なものは?

いざという時に備えることを考えると、あれもこれも持って行きたくなりますが、登山では「軽い=正義」です。難しいですが「どういった状況で何があれば助かるか」想像力を働かせて、アイテムは取捨選択しましょう。日帰り~1泊2日程度の登山メインの私は下記のアイテムを取り入れてエマージェンシーキットを制作しました。

応急処置用アイテム

山の中で怪我をするリスクは多々あります。滑落や落石での大けがでなくても、ちょっとした足の爪のトラブルや擦り傷でも、放置しておくと歩けない程の痛みにつながることもあります。応急処置というと大げさに聞こえますが、ちょっとした怪我に対応できるようにしておきましょう。

  • はさみ…何にでも使える万能アイテム
  • 爪切り…登山中の爪のトラブルは悲惨!
  • 消毒液…真水での洗浄の方がいい場合も
  • ガーゼ…怪我の手当てに
  • 絆創膏…ちょっとした擦り傷でも安心
  • テーピング…ねんざや関節のトラブルの応急処置に

作業用小物

登山中には、登山靴やリュック等ちょっとしたギアの破損を経験することもあります。そんな時に下記のようなアイテムがあると、下山までの間や一晩だけの応急処置を行うことができます。

  • ガムテープ…芯を抜いて2m程準備、雨漏り対策等に
  • 結束バンド…靴底がはがれた時の応急処置に
  • 各種ヒモ…汎用性が高く、テント等の修繕に使用可
  • 万能ツール…様々な用途に使用可能
  • ライター…火をおこす手段があると安心感が違います!消毒にも使用可

ビバーク・救助待ち時のアイテム

何らかの理由で自力での下山が不可能になってしまった場合は、基本的にその場を動かず救助を待つことになります。天候によってはすぐにヘリコプターはやってきません。数時間あるいは数日待つ必要があります。そんなときには、体力を温存しつつ発見してもらうためのアイテムが命をつなぐことに役立ちます。

  • サバイバルシート…体を保温することは生き延びる上で必須です!
  • ホイッスル…救助隊や周囲に自身の存在を伝えましょう
  • 栄養ドリンクや非常用の食料…私はいわゆる予備食料とは別に準備しています。

濡らしたくないアイテムは基本的にジップロック等に入れておきましょう。

ジップロックに入れておけば多少の雨では支障なし

パッキング

いざという時にすぐ取り出して行動できるよう、目立つケースに入れておくことをおすすめします。今回は目立つケースがなかったため、自宅にあった小物ケースに入れて緊急時を表す?マークを書き入れしてみました。…が、かっこ悪いですね(笑)皆さんはもっとセンスがいい事を祈っております(笑)

大きさは20cm×15cm×2cm程度と大変コンパクトに収まりました。重さも約350gと日帰り用の容量の少ないバックパックでも気兼ねなく持っていけるレベルになっております。

また今回のエマージェンシーキットの材料は、ほぼ全て100円ショップで手に入れたアイテムです。たった2000円程度でオリジナルのエマージェンシーキットを作れますし、自作することによって実際の場面を想定するトレーニングとなりますので、この機会に準備してみてはいかがでしょうか?

皆さんが必ず持っていくアイテムがありましたらコメント等で教えて下さい(^^)/

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