こんにちは、カケルです。2月に神奈川県の丹沢山(1567m)に登ってきました。山小屋で一泊し、帰りは鍋割山(1273m)経由で下山しました。冬季の丹沢山に登る方、みやま山荘に宿泊を予定されている方の参考になれば幸いです。
【ルート】
DAY1 大倉登山口~駒止茶屋~花立山荘~塔ノ岳~丹沢山~みやま山荘泊
DAY2 みやま山荘~塔ノ岳~大丸~小丸~鍋割山~大倉登山口
DAY1
一日目は、大倉登山口より塔ノ岳経由で丹沢山まで移動しました。
8:00に登山開始、12:00塔ノ岳着、15:00みやま山荘着
塔ノ岳まで
小田急小田原線の渋沢駅よりバスに乗車。大倉バス停にて下車し、5分ほど歩くと大倉登山口に到着します。塔ノ岳までは、バカ尾根と呼ばれる、長く急勾配な登り道が続きます。途中、駒止茶屋・堀山の家・花立山荘等で休憩ができますので、ゆっくりと登っていきましょう。
大倉登山口 駒止茶屋 堀山の家 花立山荘
富士山が見えます 長い長い登り 富士山が近づいてきました 階段は階段できついんですよね~
中々登りがきついんですが、ある程度登ると左手に富士山が見えてきます。また、途中の樹林帯では鹿2頭と遭遇しました。興味本位で5m位の距離まで近づいてみたんですが、人間に慣れているのでしょうか?まったく逃げず、写真を撮らせてくれました。
Hey deer! 全然逃げません
花立山荘を超えるとすぐに塔ノ岳です。階段だったり砂利道だったり大変ですが、少しずつ登っていきます。
砂利道
塔ノ岳到着!
12:00頃、塔ノ岳に到着しました。北は富士山、南は江の島まで360度の雄大な展望が楽しめます。また、頂上は広く、ベンチも多数あるため、お昼時でも場所を確保することが容易でした!私はここで持参してきたマルタイ棒ラーメンをいただきました。食後の紅茶(コーヒー飲めなくて…)も最高でしたよ。


早く食べたい! ラーメン! 絶景紅茶

丹沢山へ
塔ノ岳から丹山山までは縦走になります。塔ノ岳で引き返す登山者も多く、ここから先は他の人に会うことはありませんでした。途中に日高と竜ヶ岳の2つのピークを超えなければならず、2時間ほどの道のりはややきつかったですが、常に左右の眺望がよく、心地よい道のりです。

みやま山荘
15:00頃、丹沢山頂に到着しました。
山頂標識から30秒でみやま山荘に到着です。玄関前でアイゼンを外し、受付を済ませました。二階建ての山荘は、一階には食堂・乾燥室・トイレ・休憩所・調理場(土足)等があり、二階には大部屋の寝室と奥の方にパーティションで仕切られたプチ個室があります。今回、私は幸運にもプチ個室でした。
まさかの個室 部屋からの景色
晩御飯 美味しい 山の話で盛り上がります
夜8:00頃、夕食後に散歩に出かけました。「管理人の方が気をつけてね~。」と言ってくださいました。ただかなり寒かったです。
DAY2
早朝
4;00頃、朝日を見るために起床。山荘前の気温計は-13度、じっとしているとかなり寒かったです。しばらく我慢していると朝日が見えました。厳しい寒さの中見た朝日は、忘れられない美しさでした。

朝日に満足した後は、朝ごはんです。冷えた体に暖かいご飯は染み渡りますね。ご飯はおかわり自由でしたので、2杯いただきました。
鍋割山
朝食後、塔ノ岳・大丸・小丸経由で鍋割山にたどり着きました。もちろん有名な鍋割うどんをいただきました。鍋割うどん購入のため少し並びましたが、10分程度で準備してもらうことができました。土日は完売することがあるそうですので、食料計画には余裕をもってパッキングする必要がありますね。
鍋割山荘 小屋内から見える富士山

終わりに
今回のルートでは、一泊二日で「日本百名山の丹沢山」や「360度の眺望が楽しめる塔ノ岳」、そして「名物鍋割うどんを頂ける鍋割山」に登ることができました。大倉から塔ノ岳までの急勾配な登りは大変ですが、それに見合った体験ができること間違いなしです。都心から近い百名山、丹沢山に是非訪れてみて下さい。体力に自信のない方は、塔ノ岳までで折り返すのもいいかもしれません。
コメント