こんにちは、東京都で一番高い山「雲取山」にて初テントデビューしてきましたので、初めてのテント泊の様子をレポートいたします。
※山行は3月初旬です。
経路
DAY1 鴨沢~奥多摩小屋跡~小雲取山~雲取山~雲取山荘(テント場にて一泊)
DAY2 雲取山荘~雲取山~奥多摩小屋跡~七つ石山~鴨沢
雲取山荘を目指す

鴨沢より登山を開始します。駐車場からしばらく歩くと、登山道が左手に見えてきます。大きな看板があり、見逃す可能性はほぼありません。

雲取山頂までの登山道は比較的緩やかで、約10kmと距離はあるものの初心者でも登りやすいのかなという印象を受けました。ただ、初めてのテント装備(20kg)を背負っての登山は意外と疲れました(笑)
平将門に関する看板 風呂窯らしい…見えない事もない この青いテープは林業か何か用? 時々富士山がチラリ
七ツ石山の巻道
途中七つ石山には寄らずに巻き道を通りました。橋が2本ありましたが、そのうち1本は崩壊しておりました。通過に支障はありませんでしたが、自然の力を思い知らされますね。
新しい橋 こちらはまだ崩壊してました ここ落ちたら嫌だなあ
七ツ石山の巻き道を通過後は徐々に視界が開けてきます。
左手に富士山を見ながらどんどん登っていきます。途中ダンシングツリーと呼ばれる、ヘンテコな形の木を通ります。
道が開けてきました こんにちは富士山 ダンシングツリー
ヘリポート付近 奥多摩小屋跡 少し急な登り
奥多摩小屋跡を通過すると、少し急な登りが表れます。ここを頑張って登ると…いよいよ山頂が見えてきました。

雲取山頂 到着
山頂まで登り切りました。
ひとまず山頂の標識と景色の撮影をします。
道しるべ 山頂標識はもう1か所あります 山々の連なり 今までの道のりが一望できます
どうやら山頂の標識はもう1か所あるそうです。
2つ目の標識 記念撮影
雲取山荘は山頂の北側に位置しており、山頂から少し降りる必要があります。北側斜面という事で日射が届いておらず、登山道はアイスバーン状態でした。ここで本日最初のアイゼンの出番です。海外から来られた方が、ナイキの運動靴でここを通ろうとしていましたが、私がアイゼンを付けているのを見て、引き返していました。
アイゼン装着! つるっつる 後ろを振り返る
この道を15分程進むと、雲取山荘が見えてきます。
テント場へ到着
山頂から約15分、15:00頃雲取山荘へ到着しました。とても立派な建物です。テント泊の場合は水場やトイレは自由に使用してよいそうです。テント場は山荘横30秒程度のところにあります。受付を済ませて500円を支払い、水を2L分けていただきました。(この時水場が凍っていたため恐らくテント泊者へのサービスだと思われます。)
山荘と炊事場・トイレ等 正面 立派な山荘です
テント組み立て
準備を済ませた私は早速テントの設営にかかりました。この時のために家の中で練習はしておりましたが、初めて野外で使用することもあり、とてもワクワクしました。
練習通り 組み立てて 靴を履き替えて 完成!!
食事、そして睡眠
テント設営後に30分程だらだらしていると、あっという間にテント場が埋まってしまいました。早めに来てよかった。

テントが完成しました。16:00頃、少し早めにご飯を食べます。
お腹がすいていたので、持っていたパンやラーメンなど色々食べましたが、写真に残っているのはこれだけでした(笑)
テント内がスパイシーな香りに… 山荘前の机にて 卵スープ美味しい
ご飯を食べてしばらくしていると、段々辺りが暗くなってきました。
暇つぶし さよなら太陽 我が家と夕日 日が落ちました
やがて日も落ち、夜になりました。山で泊まるということは本当に素晴らしいですね。今まで気づかなかった風の音や遠くから聞こえる動物の鳴き声、山が生きているということを肌で感じました。
-3度で眠ります

下山
翌日は早朝から出発し、七ツ石山に登頂。その他は来た道を帰りました。
翌日は曇天 行きに巻いた七ツ石山登頂!
終わりに
今回初めてのテント泊でしたが、天候にも恵まれ、最高のデビューを果たせたと感じています。テント泊デビューにもおすすめな雲取山、是非登ってみてはいかがでしょうか?
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